施設予約の設定:「時間と料金」について

「時間と料金」で設定する内容
この施設の「ご利用可能な時間」や「ご利用料金」に関する設定を行えます。

利用可能時間
施設を利用できる時間を設定します。ここで設定する時間の範囲外は予約の申込ができなくなります。
例えば、施設の稼働時間:9時~21時を設定した場合、予約カレンダーの0時~9時と21時~24時までの時間帯はグレーの斜線で表示されて、この時間帯は予約の申込ができなくなります。
※外部協力権限での強制予約も不可です。



設定事例1)複数の利用形態がある場合
例えば、ゲストルームを18時~翌10時の宿泊貸しをして、昼間の11時~17時までは時間貸しをしている場合、「宿泊利用」と「日中利用」の2つの利用形態で、2つの「時間と料金」の設定を登録してください。

▼2つの時間と料金を設定した状態


▼複数利用形態で、2つの「時間と料金」を設定した時の予約カレンダー


設定事例2)1日の中でも時間帯によって料金が異なる場合
利用可能時間が異なる複数の「時間と料金」の設定を登録してください。



※上記設定例で、2つの設定をまたがる申込みがあった場合、切上の処理はそれぞれの設定時間内で行われます。例えば、
設定①: 9:00~17:00 基本料金=1時間100円、開始時間の設定が30分、切上
設定②:17:00~22:00 基本料金=1時間200円、開始時間の設定が30分、切上
で、16:30~17:30の申し込みをした場合・・・
16:30~17:00の30分が切り上がり、1時間100円が適用。
17:00~17:30の30分も切り上がり、1時間200円が適用。
両方を合計して、300円という計算結果になります。

もし、この切上処理による計算結果が期待通りではない場合、基本料金の単位と開始時間をそろえるようにして、切上の処理が発生しないように設定することも出来ます。

たとえば、
設定①: 9:00~17:00 基本料金=1時間100円、開始時間の設定が 60分、切上
設定②:17:00~22:00 基本料金=1時間200円、開始時間の設定が 60分、切上
こう設定することで、16:30~17:30という申し込みが出来なくなります。

または、
設定①: 9:00~17:00 基本料金= 30分50円、開始時間の設定が30分、切上
設定②:17:00~22:00 基本料金= 30分100円、開始時間の設定が30分、切上
と設定することで、16:30~17:30の料金は、150円という計算結果になります。


設定事例3)特定の曜日だけ、「閲覧のみ」(申込不可)の場合
特定の「曜日」と「毎日」で、予約申込み可否の内容が異なる複数の「時間と料金」の設定を登録してください。



設定事例4)特定の曜日だけ、利用可能時間が異なる場合
「曜日」に応じた利用可能時間を必要な数だけ設定してください。



この時、「祝日または特定の曜日」の設定が、「毎日」よりも上位に来るように並び順を設定してください。
※並び順が「毎日」より下にあると、「毎日」の設定が優先的に適用されます。

「設定の有効範囲」と「利用可能時間」の関係について
設定① 「祝日または特定の曜日」の利用可能時間が、10:00~18:00で、設定の有効範囲= 停止する
設定② 「毎日」の利用可能時間が、9:00~22:00
という2つの設定を入れている場合、
祝日または特定の曜日の最終的な利用可能時間は、10:00~18:00となります。

逆に、
設定① 「祝日または特定の曜日」の利用可能時間が、10:00~18:00で、設定の有効範囲= 停止しない
設定② 「毎日」の利用可能時間が、9:00~22:00
という2つの設定を入れている場合、
祝日または特定の曜日の最終的な利用可能時間も、9:00~22:00となります。
※祝日と毎日で料金が異なる場合、事例2の様に、それぞれの時間帯の単価が適用されます。

オプションに関するご注意事項
複数の「時間と料金」に関する設定を登録している場合、予約の申込者が選択した開始日時に対応する「時間と料金」の設定の中にあるオプションの内容が採用されます。